【泣かせたくないママへ】やさしいネントレの始め方と工夫アイデア集

寝かしつけ

子どもの夜泣きや寝ぐずりに悩むママ・パパは多いものです。夜中に何度も起きる赤ちゃんにぐったり疲れている方、「泣かせるのはかわいそう」と思いながらも睡眠不足で限界を感じている方へ。今回は、赤ちゃんをできるだけ泣かせずに一人で寝つける力を育む「やさしいネントレ」の方法をご紹介します。

「ネントレ」は赤ちゃんへの愛情表現でもある

ネントレ(ねんねトレーニング)とは、赤ちゃんに一人で寝つく能力を身につけさせるトレーニングのことです。多くの研究によって、ネントレは赤ちゃんの心の発達に悪影響を与えないことが証明されています。むしろ、赤ちゃんにとって十分な睡眠は健康な発達に不可欠で、ママ・パパが十分に休めることで日中も笑顔で向き合えるようになります。

赤ちゃんが求めているのは、実は「いつもと同じ寝かしつけ」ではなく、「ぐっすり眠ること」なのです。赤ちゃんが歯みがきを嫌がっても健康のために続けるように、よい睡眠習慣を身につけるためのサポートもまた、愛情表現の一つと言えるでしょう。

5歳まで追跡した研究では、ネントレをした子どもとしなかった子どもの間で、精神面の発達や親子関係に差がないことが確認されています。実は、「泣いたらすぐ抱っこ」が必ずしも良い愛着形成につながるわけではないという研究結果もあるのです。

ネントレを始める前に整えておきたい3つの環境

ネントレを始める前に、まず生活リズムと睡眠環境を整えましょう。これだけで夜泣きが改善することもあります。

1. 朝の光で体内時計を整える
毎朝6〜7時に起こし、カーテンを開けて日光を浴びせましょう。これにより体内時計が整い、夜自然と眠くなるリズムが作られます。生後3ヶ月以降の赤ちゃんには「おはよう」と優しく声をかけて起こしてあげましょう。起きたらリビングに連れていき、朝の日光をたっぷり浴びせることが大切です。

2. 寝室環境を整える
寝室は真っ暗にし、室温は冬18〜20度、夏25〜27度程度に調整します。常夜灯やエアコンの動作ランプも明るすぎる場合はアルミホイルなどでカバーしましょう。また、生後3〜4ヶ月までの赤ちゃんにはおくるみを使うと、ママのお腹の中にいたときのような安心感を与えられます。それ以降はスリーパーを使いましょう。

3. 夜のルーティーンを作る
寝る1時間前からは決まった流れで同じことをすることで、「そろそろ寝る時間だよ」と赤ちゃんに伝えます。例えば、①部屋を薄暗くする ②お風呂 ③母乳・ミルク ④歯みがき(歯が生えてきたら) ⑤絵本 ⑥おやすみのごあいさつ ⑦子守唄、というステップです。

これらの環境を整えるだけでも、夜泣きが改善することがあります。特に、体内時計を整えるために朝きちんと起こすことは非常に重要です。

泣かせないネントレの工夫アイデア

ネントレを優しく始めるためのアイデアをご紹介します。

1. 授乳しながらネントレする
生後6ヶ月以降でも夜間授乳をゼロにする必要はありません。ネントレ中に母乳・ミルクを与えるときは、時間をあらかじめ決めておき(たとえば22〜24時)、その時間になったら授乳します。飲み終わったら、できるだけ赤ちゃんが寝つく前に乳首を離してお布団に下ろしましょう。

2. ママ・パパの協力体制を作る
ネントレ開始日は、金曜日の夜や連休前日の夜がおすすめです。最初の数日間は特に大変なので、週末ならママとパパが協力し合えます。日中の赤ちゃんのお世話をパパにお願いしてママは休んだり、ネントレ自体をパパが担当したりするなど、役割分担をしましょう。

3. 少しずつ見守る時間を延ばす
赤ちゃんが泣き始めても、まずは様子を見ましょう。生後1ヶ月未満なら30秒、1ヶ月以降なら1〜2分が目安です。寝言で泣いているなら、そっとしておけば深い眠りに戻ることもあります。最初は3分程度様子を見て、泣き続けるようなら部屋に入って「ねんねだよ」「大丈夫だよ」などと声をかけましょう。

4. 段階的に手離れしていく
いきなり完全な一人寝を目指すのではなく、まずはトントン(胸のあたりを軽くたたく)でも寝つけるようにする、次にトントンのタイミングを寝つく直前から少しずつ早めていく、という段階を踏むことで、赤ちゃんのストレスを減らせます。

5. ベビーモニターで安全を確認する
寝返りを始めたばかりの赤ちゃんの場合、うつ伏せになって動けなくなるリスクがあります。ベビーモニターを使って赤ちゃんの様子を常に確認し、安全に配慮しましょう。

これらの工夫を取り入れることで、赤ちゃんへの負担を最小限にしながらネントレを進められます。大切なのは、赤ちゃんの様子を見ながら、ご家庭に合った方法を少しずつ試していくことです。

ネントレ成功のポイントは親の気持ちの安定

ネントレの成功には、ママ・パパの気持ちの安定が何より大切です。最初は赤ちゃんが泣くことに心が痛むかもしれませんが、「この子に良い睡眠習慣を身につけさせてあげている」というポジティブな考え方を持ちましょう。

赤ちゃんの「嫌だ」という気持ちはそのまま認めながらも、「そうだよね、嫌だよね。でも、大丈夫。自分でねんねする練習をしたら、もっと毎日楽しくすごせるよ」という気持ちで接してあげることが大切です。

最初の3〜4日がまんすれば、多くの場合で改善が見られます。早ければ3日、長くても2週間程度で赤ちゃんは泣かずに眠れるようになっていくのです。

ネントレを通じてママ・パパが十分な睡眠をとれるようになると、日中も笑顔で赤ちゃんと接することができるようになります。それは結果的に、赤ちゃんの心の成長にとっても良い環境となるのです。


いかがでしたか?赤ちゃんの夜泣きや寝ぐずりは、育児の中でもとくに体力的・精神的につらいものです。完璧を目指さず、できることから少しずつ始めてみてください。ネントレは赤ちゃんとママ・パパの幸せのために行うものです。あなたとお子さんにとって最適な方法が見つかりますように。

ご質問やお悩みがありましたら、ぜひ30分無料診断でお聞かせください(LINEで受け付けしています!)。同じ悩みを持つママ・パパ同士で情報共有できれば嬉しいです。

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